結論からいうと、浴槽のひび割れ・いわゆるクラックは、補修できますので安心してください。
一般的に原因は、経年劣化や過度に負荷がかかることが、ひび割れ(クラック)の原因です。
そのような時に、FRPライニング補修工事で補修後塗装します。
目次
FRPライニング補修工事
FRPライニング補修工事とは、船舶、貯水タンク等の補修にも使用されている技術です。
ガラスクロスやガラスマット(繊維強化プラスチック)で積層する工法です。
一言で、ひび割れ(クラック)といってもいろいろあります。
例えば、一カ所のクラックですと、浴槽塗装とFRPライニング補修工事で工期は2日です。
クラックが1カ所の場合
クラックが全面の場合
全面の場合ですと、浴槽塗装とFRPライニング補修工事で工期は3日です。
尚、エプロン脱着可能な場合は両面から補修(サンドイッチ)のように、はさむとより効果的です。
浴槽ライニング補修工事の流れ
STEP
施工前
STEP
底面開口
STEP
下地補修
STEP
FRP復旧
STEP
ライニング樹脂補修
STEP
ベースコート塗布(任意)
STEP
トップコート塗布
STEP
施工完了
上記は一例です。
底面開口していますが、たわみが確認された為です。一般的には、開口しなくても大丈夫です。
FRPライニング補修のメリット
- ユニットバスの新調に比べ、費用が安価です。
(浴槽の補修工事の為、天井、壁等はそのままの為費用を抑えられます) - 工期も2日~3日で、新品同様になります。
新調の場合は、およそ7日間程(グレード等により違います) - 浴室の解体等の騒音が少なく、解体等の作業がなく地球にエコ。
FRPライニング補修のデメリット
- DIYでライニング補修工事は難しく、専門業者に依頼する必要がある、
- 置き型の浴槽の場合は全面ライニングの場合だと、新しく新調をお勧めします。
- 浴槽の底面に端~端にクラック(ひび割れ)の場合等は、ライニング補修工事も可能ですが新調をお勧めします。
(底面にたわみがある等)
(特に底面は、お湯と人の体重等で負荷がかかる為、たわみがあるとライニングのメクレの可能性もありますの)
まとめ(総括)
- 浴槽にクラック(ひび割れ)の場合は、出来る限り早くに対応しましよう。
- 水漏れや(下の階に)により、トラブル等の原因になります。(マンション等)
- 又、状態によりライニング補修工事ができない場合もあります。
ライニング補修工事は、高度な技術が必要な為、DIYでの作業は避けて、専門業者に依頼された方がいいでしょう。
弊社では、浴室や浴槽に関する工事実績が多数あります。工事実績ページをご確認ください。