ご自宅のお風呂がユニットバスでも塗装やパネル施工によるリフォームが可能です。
ユニットバスと在来浴室には、それぞれ特徴がありますので解説します。
そもそもユニットバスとは?
浴室の天井、壁、床、浴槽が一体化している浴室のことを「ユニットバス」と言います。
よく誤解や勘違いされている方もおられ、賃貸物件を探す際などに「お風呂とトイレは別がいい、ユニットバスや嫌だ」という声をお聞きします。
正しくは、ユニットバスの定義にお風呂とトイレが別かどうかは関係がなく「工場で生産し、現場で設置・組立をして完成させる浴室」がユニットバスです。
別名「システムバス」とも呼ばれています。
ユニットバスの種類
1点ユニットバス

浴室が独立しているタイプのユニットバスです。
このタイプが一番多いと思います。
2点ユニットバス

浴槽と洗面台もあるタイプのユニットバスです。
一般的には、あまり多くありません。
3点ユニットバス

ホテルやワンルームマンションでよく見かけるユニットバスです。
ユニットバスと聞いて、思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
近年では、ワンルームマンション等でも浴室とトイレは別々が多くなっています。
ユニットバスのメリットとデメリット
ユニットバスのメリット
- 工期が短い (3~5日程度)
浴室の部品が工場で生産されるので、現場でパーツを組み立てれば完成します。
- 優れた断熱性
気密性に優れていますので、冬場でも暖かさを維持できます。
- お掃除がしやすい
ユニットバスのパーツは、水はけの良い浴室専用素材で設計されていますので、お掃除がしやすいのです。
- 漏水のリスクが少ない
ユニットバスは、一般的に浴槽と床の下に、防水パンが(水の受け皿)がありますので、万一水が漏れた場合等のリスクを最小限に抑えます。
ユニットバスのデメリット
- デザインやサイズの変更が難しい。
ユニットバスは規格サイズですので、少し変わった浴室にリフォームしたいと思っても規格外となり存在しません。
- 規格サイズと設置スペースの関係
規格のサイズが決まっていますので、天井の傾斜や梁、柱等都合でユニットバスを設置できない場合もあります。
在来浴室とは?
モルタル(砂、セメント、水)等を混ぜてタイルと作る工法のお風呂です。
近年では、在来浴室よりもユニットバスが主流になっています。

在来浴室のメリット
- さまざまな浴室に対応可能
上記で述べました、天井の傾斜、梁、柱等でユニットバスが設置できない現場等にも対応できます。
- レイアウト(自分好みのデザイン)が可能
例えば、大理石の浴槽や壁のタイルの柄等を自分好みに対応可能です。
- 高級感のある浴室
レイアウトが自由ですの、高級ホテルのような浴室にすることも可能です。
在来浴室のデメリット
- 工期がユニットバスに比べ長い(一般的10~14日)
規格サイズのパーツ等がほとんどなく、職人さんが仕上げますので工期がかかります。
- 冬場は寒く感じやすい
箱型のユニットバスに比べ、壁のタイルやすき間が生じやすいので保温性が劣ります。
まとめ
ユニットバス及び在来浴室共に、必要な所だけを新品同様にできます。
部材等を破棄することなくそのまま活かしますので、新調に比べて1/3~1/5程の予算で大丈夫です。
その分工期も短く、お財布にもやさしいです。
使用できる所は、そのままで例えば浴槽と床だけ又は床だけのように、選んで頂けます。
「カビや汚れが気になりリフォームをお考えの時、出来る限り費用は抑えたいけれど・・・」
そのような時に、一度弊社にお問い合わせください。
浴室リフォームが、驚くほど低予算で新品同様に生まれ変わります。