お風呂のリフォームを検討される際、「浴槽の色って何色がいいの?」というご相談をよくいただきます。
せっかく塗装するなら、長く快適に使える色を選びたいですよね。
今回は、浴槽塗装専門の私たちが、実際のお客様の声と施工経験をもとに、色選びのポイントをお伝えします。
浴槽塗装で選べる色の種類
まず、一般的に選べる浴槽の色をご紹介します。
- ホワイト
- ブルー
- アイボリー
- ピンク
- レッド
- グリーン
- イエロー
- ブラウン
- ブラック
これらの色を系統別に分けると、それぞれに特徴があります。
色系統別のメリット・デメリット
ホワイト系(ホワイト・アイボリー)
メリット
- 膨張色なので浴室が広く感じられる
- 水垢が目立ちにくい
- 清潔感がアップする
デメリット
- 髪の毛やサビが目立ちやすい
パステル系(ブルー・グリーン・ピンクなど)
メリット
- 水垢が目立ちにくい
- 清潔感がある
デメリット
- パステル調のため飽きやすく、好みが分かれる
ダーク系(ダークブルー・ブラックなど)
メリット
- 高級感がある
- おしゃれな印象
デメリット
- 湯垢や水垢が目立ちやすい
- お手入れが大変
- 特注塗料のため追加費用(+35,000円)がかかる
浴槽塗装のプロがおすすめする色は?
浴槽塗装のリフォーム工事では、ホワイト系のご依頼が圧倒的です。
なぜホワイト系が人気なのか?
それは、浴槽の経年劣化や色褪せ、湯垢などが気になって塗装をご希望されるお客様にとって、これらの汚れが最も目立ちにくいカラーだからです。
天井や壁パネル、床の施工と同時に行う場合でも、やはりホワイト系をお選びいただくことがほとんどです。
浴槽塗装の色に関する、よくある質問と答え
在来浴室のお客様から
ユニットバスのお客様から
塗料について気になること
お客様のニーズの変化
実は、お客様のご要望も時代とともに変化しています。
- ホーロー浴槽:薄いブルー・レッド
- 人工大理石浴槽:グリーン
- カラーステンレス浴槽:薄いピンク
- FRP浴槽:薄いピンク・ブルー
しかし、塗装をご希望されるお客様は、ほぼ100%現状と違う色をお選びになります。
同色をご希望される方は皆無といっても過言ではありません。
清潔感重視の時代へ
以前は浴槽の色をアクセントとしてお考えのお客様もいらっしゃいましたが、最近では「浴槽は清潔感が一番」という考え方が主流です。
例えば、一時期流行った24時間風呂も、湯垢が目立つため今では使用される方をほとんど見かけません。除菌・抗菌機能についても、「以前は使用していたけれど、どうしても湯垢が気になって使用をやめた」というお声を時々お聞きします。
現在の社会では、20年ほど前に比べて清潔感がより重要視される傾向にあります。そのため、浴槽の色選びにもその傾向が反映され、清潔感があり湯垢などが目立ちにくいオフホワイトや明るいアイボリーをご希望される方が増えているのです。
まとめ
浴槽塗装の色選びで迷ったら、まずは「お手入れのしやすさ」と「清潔感」を重視してみてください。毎日使うお風呂だからこそ、長く快適に使える色を選ぶことが大切です。
ご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお声かけください。お客様のライフスタイルに合った最適な色選びをお手伝いいたします。